2007年07月30日

生と死の幻想/キース・ジャレット


生と死の幻想
Death and the Flower

キース・ジャレット(p)
デューイ・レッドマン(ts)
チャーリー・ヘイデン(b)
ポール・モチアン(ds)
ギレルミ・フランコ (perc)

1974年録音



 初めて聴いたときにはなんだこりゃと思ったのに、何年かして聴きなおしたら泣けた、という経験をしたことがある。
 ジャズというのは、そういうことが起きる音楽らしい。


 どうしてそういうことが起きるのかは不思議だが(考察はこっち)、大切なのは、かつてなんだこりゃと思ったアルバムでも、今聴くと楽しいかもしれない、ということだ。


 ジャズを聴き始めたころ、ぼくは右も左もわからなかったので、図書館でジャズのガイドブックを借りてガリ勉した。で、キース・ジャレットという人の代表作は「生と死の幻想」というアルバムらしいな、と思ったのである。

 こないだまでアリスとかオフコースとかを聴いていた人間が、いきなり「生と死の幻想」である。
 ぼくはそれから20年、キース・ジャレットには近寄らなかった。


 が、今やぼくもいっぱしのジャズ聴きである。
 あの頃の青二才ではない。
 「生と死の幻想」上等ではないか。
 いきなり始まった尺八と、鉦を叩く音に、当時は「なんだこりゃ」と思ったものだったが、今のこなれた耳にどう響くか、聴いてみようではないか。
 

 ・・・


 なんだこりゃ。


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2007年07月29日

ブルースエット/カーティス・フラー


ブルースエット
BLUES ette

カーティス・フラー(tb)
べニー・ゴルソン(ts)
トミー・フラナガン(p)
ジミー・ギャリソン(b)
アル・ヘアウッド(ds)


1959年録音



 レコードとCDを1枚ずつ聴きつぶし、現在は3枚目。20年にわたって聴いているすげえアルバム。何度も聞いているうちに、一曲くらい増えないかなぁと思うが、いまのところ増える様子はない。


 もくもくした低音のトロンボーンとテナーサックスのデュエットで、音の輪郭がはっきりした普通の音楽(?)を聞き慣れた人はなんじゃこれと思うだろう。じつはぼくも最初はそう思った。おっさんの犬が二頭並んで「おうおう」「わうわう」とデュエットしているイメージを思い浮かべて、このアルバムはどっちかというと「ひょうきん」のカテゴリーに入っていたのだが、そのイメージのまま(!)定番となって現在に至る。


 そういう意味で、この粒ぞろいのアルバムから1曲だけ選べと言われたら、名曲の誉れ高い1曲目“Five Spot After Dark”でもなく、有名なタイトル曲“Blues-Ette”でもなく、5曲目のなんだかしょぼくれた“Love Your Spell Is Everywhere”が大好きだ。ぼくはこの曲を聴くとなんだか泣けるような笑えるような変な気分になるのだ。
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2007年07月28日

スターダスト/ライオネル・ハンプトン


スターダスト
STARDUST

ライオネル・ハンプトン(vib)
ウィリー・スミス(as)
チャーリー・シェイバース(tp)
コーキー・コーコラン(ts)
スラム・スチュアート(b)
トミー・トッド(p)
バーニー・ケッセル(g)

1947年録音


 ジャズの神様がソフト帽を目深にかぶって、くわえ煙草でにやにやしながら降臨したとしか思えないライブ録音。ジャズの、いや音楽の楽しさのエッセンスがぎっしりつまったタイトル曲の15分は、ジャズの歴史の中でも伝説的な名演奏と言われている・・・言われているというのは無責任な言い方だな。じゃあぼくが言おう。伝説的な名演奏だ。

 アルトサックス、トランペット、テナーサックス・・・という順番にメンバーがソロを取るのだけれど、うわあこの後どうすんだよ、もう逃げるしかないぞ、という感じのソロのあとに登場する次のソロが、負けてない。圧巻は最後に登場するライオネル・ハンプトン。

 タモリが「死ぬ前に1枚だけ聴くとしたらこれ」と言ったそうだ・・・言ったそうだという言い方は無責任だな。じゃあぼくが言おう。

 死ぬ前に1枚だけ聴くとしたらこれだ。
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2007年07月27日

ハウス・オブ・ブルー・ライツ/エディ・コスタ


ハウス・オブ・ブルー・ライツ
THE HOUSE OF BLUE LIGHTS

エディ・コスタ(p)
ウェンデル・マーシャル(b)
ポール・モチアン(ds)

1959年録音



 ぼくがジャズを聴き始めた頃はまだLPレコードの時代だったので、いまでも音楽を聴く一連の手順や作法のようなものが、レコードを前提に成り立っているような気がすることがある。CDとかiPodとかで構成される音楽環境が、どことなく借り物みたいな感じがするのだ。

 LPの昔に戻りたいわけではない。繰り返し聴くとしまいにはすり減って裏側の音が聴こえてくるんじゃないか、という心配をしないで済むのはありがたい。だいたい手のひらサイズのiPodに、ぼくのコレクションが全部入ってしまうなんて、かつては想像したこともなかった。

 そして何より、ネットを使えばLP時代に数年がかりで見つけられなかったアルバムを、座ったままで入手できる。これは控えめに言っても夢のようだ。
 

 とはいえ、こればっかりはLP時代のほうがよかったな、と思う点もある。
 たとえばこのアルバム。
 LP時代、ぼくはこのジャケットを眺めたいばかりに、このアルバムを引っ張り出して、ターンテーブルに乗せることがよくあった。 

 iPodの液晶画面にジャケットを表示してもつまらない。
 しょうがないのでCDケースを引っ張り出して、LPに比べればずっと小さいジャケットを背中を丸めて鑑賞していると、なんだか人間が小さくなったような気がしてならないのだ。 




ハウス・オブ・ブルー・ライツ




 エディ・コスタは遠雷のような、猫がごろごろのどを鳴らすような、低音を強調した変なピアノを弾く人だ。最初はきょとんとして聴いていたが、不思議と癖になる。
posted by kiwi at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | ピアノ

2007年07月26日

ボス・ギター/ウェス・モンゴメリー


ボス・ギター(+2)
BOSS GUITAR

ウェス・モンゴメリー (g)
メル・ライン (org)
ジミー・コブ (ds)

1963年録音


 大変な名手なのに、しゃれた感じがしないのは人徳(?)なのだろうか。ぼくはこの人のギターを聴くといつも「古漬けの茄子の漬け物」を思い出す。どうしてなのか自分でよくわからないんだけど。
 木訥で、静かで、よく歌うギターだ。


 バックがオルガンという変なトリオで、でもうるさくなく、かっこよく、ギターをじっくり聴けてうれしい。
 オルガンをゆっくり聴きたいときにもこのアルバムを取り出すことがよくある。ジミー・スミスはにぎやか過ぎてちょっと、という気分のときにはちょうどいい。
 
 
posted by kiwi at 15:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ギター・ベース

2007年07月25日

ジャンボ・カリベ/ディジー・ガレスピー


Jambo Caribe
Jambo Caribe

ディジー・ガレスピー(tp)
ジェイムス・ムーディ(ts)
ケニー・バロン(p)
チャーリー・ホワイト(g)
ルディ・コリンズ(ds)


1964年録音 


 ジャズを聴き始めたころ、ぼくはビンボー学生だったのでレコードはあんまり買えず、レンタル・レコードに通い詰めた。近所の店ではジャズの棚から毎週7枚ずつ借りるようなことをしていたし、水道橋にジャズレコード専門店をつけたときは小躍りしたものだ。


 で、その頃に聴いたアルバムで気に入ったものもたくさんあるのだが、メモを取るような知恵が当時はなくて、あとでずいぶん困った。探しようがないのだ。


 このアルバムもその一つ。 
 当時はずいぶん気に入って繰り返し聴いたくせに、アルバムタイトルは忘れてしまい、記憶に残っているのは、

 ディジー・ガレスピーが夫婦ゲンカをするアルバム

 という(わけのわからない)印象のみ。
 探しようがなかった。


 それが先日、レコード屋で棚をあさっているときにこのジャケットをちらりと見て、電撃のように記憶がよみがえった。これだー!


 正解だった。
 ぼくはコーフンして妻にムリヤリ聴かせて、変な踊りをいっしょに踊ったのだった。


 とにかく脳天気で無類に楽しいアルバムだ。ディジー・ガレスピーには会ったことはないけれど、きっと陽気でにぎやかなオヤジだったんだろう。ちなみに「夫婦ゲンカ」は最後から2番目に入っている”Don't Try To Keep Up With The Joneses“という曲。雰囲気から、「悪友ジョーンズと遊んでばっかいて、大柄な奥さんに怒られるガレスピー亭主」という構図を想像しているのだが、当たってる?
posted by kiwi at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラッパ

2007年07月24日

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン


ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン
Hellen Merrill

ヘレン・メリル(vo)
クリフォード・ブラウン(tp)
ジミー・ジョーンズ(p)
バリー・ガルブレイス(g)
ミルト・ヒントン(b)
オシー・ジョンソン(ds)
クインシー・ジョーンズ(アレンジ)

1954年録音


 世界の色が変わって見える音楽、というのがたまにある。ぼくにとってはこのアルバムがそうだった。初めて聴いたときにはかなりショックを受けて、膝を抱えて部屋の中をごろごろ転がり回ったものだ。
 きっと熱でもあったんだろう。
 いまでも聴くと、あのときの「熱」を思い出す。


 ちょっと落ち着いてから、いったいこのトランペット、なんていう人が吹いているんだろう、とライナー・ノーツを調べたら、名前だけは知っていたクリフォード・ブラウンだった。タイトルに名前が入っているのは気づかなかった。

 
 なんか、ジャズって凄い人がいるなあ、と思ったぼくは、当時好きなものだけを眺めていれば済む気楽な身分だった。このアルバムを聴くと、なんかそんなことも思い出す。
posted by kiwi at 01:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ボーカル

2007年07月22日

ラスト・コンサート/モダン・ジャズ・カルテット


ラスト・コンサート(完全盤)
The Last Concert

モダン・ジャズ・カルテット

ミルト・ジャクソン(vib)
ジョン・ルイス(p)
パーシー・ヒース(b)
コニー・ケイ(ds)

1974年録音


 20年以上にわたって活動したモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)の解散コンサートのライブ録音。演奏もさすがに力が入っているし(といっても力が入っているように聴こえないのがMJQのいいところだが)、曲目も揃っていて、ベスト版みたいなところがある。

 だから、初めてMJQを聴こうという人は、まずこれから聴いてみてお好みかどうか確かめるといいかもしれない。
 別にMJQを追っかけるつもりはない、いいとこ取りをしたい、という人にもお勧めできる。
 もちろんMJQが大好きで、ほかのアルバムも一杯持っている、という人もこの1枚を外すわけにはいかないだろう。


 ・・・ええと、何がいいたいかというと。


 聴け。


posted by kiwi at 19:23 | Comment(0) | TrackBack(4) | コンボ・グループ

2007年07月22日

ウィスパー・ノット/ウィントン・ケリー


ウィスパー・ノット
Piano

ウィントン・ケリー(p)
ケニー・バレル(g)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

1958年録音


 古い映画の1シーンで、ジャズ・クラブが舞台になったとしよう。
 そうだな。主人公は私立探偵で、タフな一日を終えたところだ。表通りに面した狭い階段を地下に降りて、重い扉を開く。煙草の煙をかき分けるようにしてカウンターに腰掛けると、無口で無愛想なウエイターがちょっと顎を引くようにして挨拶する。そのシーンで流れているピアノは・・・・リチャード・クレイダーマンじゃないよな。
 

 ウイントン・ケリーはこんなシーンにぴったりの、ジャズ・ピアノらしいジャズ・ピアノを弾くひとだ。あまりジャズを知らない人に、「ジャズ・ピアノってこんなのだよ」と聴かせてやると、多くの人が「ああ、なるほど」って納得しそうな気がする。
 本作ではケニー・バレルとも相性がよさそうだ。陽気で明るい曲も楽しいが、ブルースも決まっている。


 ところでぼくはこのアルバムを2枚持っている。英語版タイトルの「Piano」と邦題の「ウィスパー・ノット」が同じアルバムだということに気づかなかったのだ。

 悔しいから2倍聴こう。


 
posted by kiwi at 18:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ

2007年07月20日

アフタヌーン・イン・パリ/ステファン・グラッペリ


アフタヌーン・イン・パリ
Afternoon In Paris

ステファン・グラッペリ(vio)
マルク・エムレ(p)
エバーハルト・ウェーバー(b)
ケニー・クレア(ds)

1971年録音


 この人が、パリの街角で弾くバイオリンを聴くためなら、たいていのものは投げ出しても惜しくはあるまい。
 そしてぼくは、(おそらく)最後の来日で間に合った。小さくコホコホと咳をしながら、でもじいさんの肩の上で踊るバイオリンは、まるで魔法の杖だった。


 いま思い出してもなんか泣けてくる。


 ジャズ・バイオリンというジャンルがあるのかどうかはよくわからないし、その分野で頭角を現すひともこれから出てくるのかも知れないけれど、ステファン・グラッペリが去ってから、こういうバイオリンが弾けるひとはもういないのだろうなあ、という気がする。
 で、たぶんそれは正しいのだろうと思う。


 このアルバムの最後に入っている「枯葉」を聴いて、ジャズの世界ではスタンダード・ナンバーとして知られているこの曲が、元々シャンソンの名曲だったことを思い出した。
 

2007年07月20日

プレイズ・バッハ/ロン・カーター


プレイズ・バッハ
RON CARTER PLAYS BACH

ロン・カーター(b)

1985年録音


 学生の頃、同じクラスにジャズを聴き始めたという男がいた。
 特に親しいというわけでもなかったが、当時クラスでジャズの話題を振ったら花の咲いたサボテンを見るような目で見られるだけだったから、たまに話をするようになった。コソコソと。


 で、彼があるとき、あたりをちょっと窺うようにしてから、こんなことを言った。



 なあ、ベースのソロって、おもしろいか?



 ぼくはそのとき「なかったらないで淋しいよな」みたいな返事をしたはずだが、小鼻がぴくぴくするのは抑えられなかったと思う。
 気持ちはとってもよくわかったので。


 あれからずいぶん経った。
 卒業してから彼には会っていない。連絡先も知らないから、よほどの偶然がなければ、二度と会うこともないだろう。
 だが、もしどこかで会うことがあったら、訊いてみたい。


 ベースのソロって、おもしろくなったか?


 で、MJQのファンだった彼に、このアルバムを貸してやってもいいかな、と思う。

 
posted by kiwi at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ギター・ベース

2007年07月18日

アフィニティ/ビル・エバンス


アフィニティ(SHM-CD/紙ジャケットCD)
Affinity

ビル・エバンス(p)
トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)
マーク・ジョンソン(b)
エリオット・ジグモンド(ds)
ラリー・シュナイダー(ts,ss)

1978年録音


 ハーモニカのトゥーツ・シールマンスって、覚えている人いないかなあ。ずっと昔になんかのCMに出てた白髪の恰幅のいいじいさん。ぼくはこのCMに流れた曲が気に入って、わざわざ問い合わせをしてシールマンスの名前を覚えたのだった。エバンスとのデュオというのでびっくりして買った。

 で、これがたいした拾い物だった。
 
 水晶の破片をとんがったものでこつん、こつんと叩くような硬質でリリカルなエバンスのピアノと、そのスキマに流れ込む冷たい水みたいなハーモニカ。
 で、甘くない。聞き応えがあるのだ。BGMには向いてない。
 

 もう一つ嬉しかったのが、エバンスがエレキピアノを弾いていること。
 この人のエレピは、色っぽくていい。


 トゥーツじいさんには2〜3年前、六本木のブルーノートで会えた。
 
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2007年07月18日

アワ・マン・イン・パリ/デクスター・ゴードン


アワ・マン・イン・パリ+2
OUR MAN IN PARIS

デクスター・ゴードン(ts)
バド・パウエル(p)
ピエール・ミシュロ(b)
ケニー・クラーク(ds)

1963年録音




 ものには、持って生まれた本質みたいなものがある。
 それそのものの色、とか、それそのものの香り、とか、それそのものの味とか。
 同じように、それそのものの音、というのがある。


 ぼくはデクスター“おやびん”ゴードンのテナーを初めて聴いたときに、

 
 あ、テナーサックスそれそのものの音だ


 と、思ったのだ。

 

 その音は、昔サキソフォンという楽器に興味を持って音楽室準備室に忍び込んだぼくが、マウスピースに力任せに息を吹き込んだときに出た音にそっくりだった。
 ぼくはその音に自分で肝をつぶして、危うくサックスを取り落とすところだったのだ。


 で、何が凄いって、あの音のあの勢いで音楽をやっている。
 これは聴くしかあるまい。
 しゃがれ声のスキャット。


 で、テナーのスキャットばっかりじゃなくて、なんか後ろで盛んに唸っているなあ、と思ったら、バド・パウエルだった。
 
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2007年07月17日

ワルツ・フォー・デビー/ビル・エバンス


Waltz for Debby
Waltz for Debby

ビル・エバンス(p)
スコット・ラファロ(b)
ポール・モチアン(ds)

1961年録音


 
 50年前と同じように、今夜もどこかでこのアルバムを聴いている人がいるだろう。たぶん50年後の今夜も。
 
 ビル・エバンスのピアノはなるほどリリカルでロマンチックだけれど、どこかに人を突き放すような硬質なところがあって、聴き手を安穏とほってはおかない。十数年、すり切れるくらい幾度となく聴いたアルバムでも、理解できない不思議なところが残っている。
 で、ぼくはそれがつまりビル・エバンスであり、ジャズなんだろうな、と思うことにしている。

 井戸を隠している砂漠は美しいのだ。
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2007年07月16日

クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス


クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス
Clifford Brown With Strings

クリフォード・ブラウン(tp)
リッチー・パウエル(p)
バリー・ガルブレイス(g)
ジョージ・モロウ(b)
マックス・ローチ(ds)

1955年録音


 引退中のソニー・ロリンズがブラウンに会って「この世界にはまだこんなに心の美しい人間がいるんだ」と感動し、引退を翻した、という話はぼくには本当かどうかわからないし、人の良さと音楽の良さはおそらくは無関係だ。だいたいそんなことにこだわっていたらジャズなんか聴けないんだけど、それでもだ。

 きっとブラウンってよい男だったんだろうな、と思わずにはいられない。

 しみるぜ。


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