2010年12月26日

ジャズ・フォー・モア/ハイ・ファイブ

JAZZ FOR MORE
Jazz for more

ファブリッツィオ・ボッソ(tp)
ダニエル・スカナピエコ(ts)
ジュリアン・オリバー・マザリエッロ(p)
ピエトロ・チャンカグリーニ(b)
ロレンツォ・ツゥッチ(ds)

2002年録音

 ハイ・ファイブの最初の録音と聞いて(当時はハイ・ファイブ・クインテット名義)欲しくなったのだが、amazonにはUS盤しかなく、1〜3週間待ちとなっていた。価格は2864円。このパターンは待たされた挙句にキャンセルという経験を何度かしているので、どうしようかな、と思ったら、MP3でも販売している。そういやamazonでも始めたんだったっけ。
 価格はなんと600円。念のためにiTunes storeで調べたら1050円だったので、amazonで購入。初めてだったので、ちゃんとiPodで聞けるようになるか不安だったが、ダウンロード後にiTunesへの登録までが自動で進んで、シンクロしたら即聴けるようになった。うーん、便利。

 音楽は基本的にダウンロードではなくて、CDで購入することにしている。レコード世代のおっさんとしてはモノがないとなんか落ち着かない、というのもあるけれど、バックアップとしても確実だし、DRMによる制限事項(たとえばハードディスクを持って行ってもリビングにあるプレステでは再生できないとか)も面倒だからだ。
 だがそれも、価格や入手のタイミングが同じならば。CDでは入手が難しかったり、数倍高いようだったら、ダウンロードでもいいや、となる。DRMについてはamazonはかけていないらしいし、iTunesでも一部DRMフリーが始まっているようだ。
 
 音楽のダウンロード販売はきっと、ぼくらのようなマイナーな音楽のファンがより恩恵を受けることになるだろう。買い手が少なくて流通や復刻が難しいアルバムでも、元手のあまりかからないダウンロード販売ならなんとかなるからだ。
 その一方で、若干寂しい、と思うこともないでもない。ジャケットは小さな画像データだし、ライナーノーツがついていないからクレジットがはっきりしなかったり、評論家のうんちく聞いて知ったかぶりするという楽しみもない。もっともこの辺は、アルバムのダンロード販売が当たり前になると、改善されるのかもしれない。
 「幻の名盤」というのは消えてしまうだろうな、と思う。データが登録されさえすれば、誰でもわけなく購入できるからだ。中古レコード屋の棚を漁っていて、あっ! という喜びも今後はあまり切実なものではなくなるのだろう。便利になる一方で、失われるものもある。
 
 まあ、聴けないよりはよっぽどいいんだけど。
posted by kiwi at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンボ・グループ