2014年12月17日

マイ・オンリー・スリル/メロディ・ガルドー

My One & Only Thrill
My One and Only Thrill

メロディ・ガルドー(vo)

2009年録音

サラ・ヴォーンやエラおばさんは「みんな」に向かって歌っているが、この人は「誰か」に向かって歌っている気がする。より秘めやかで、親密で、個人的なメッセージ。受話器の向こうから聞こえてくるような歌。
その一方で、こういう歌はあまりしょっちゅう歌ってはいけない、という気もする。ありがたみが薄れる。ああ、あの声をもう一度聞きたいな、というくらいがいいんじゃないかと個人的には思う。


posted by kiwi at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ボーカル

2014年12月15日

ネイティブ・ダンサー/ウェイン・ショーター

ネイティヴ・ダンサー
Native Dancer
ウェイン・ショーター(as,ts)
ワグナー・テソ(p)
デビット・アマロ(g)
ジェイ・グレイドン(g)
ハービー・ハンコック(p)
デイブ・マクダニエル(b)
ロバーティンホ・シルバ(ds)
1974年

ジャズを聴き始めたころ、ガイドブックなどを鵜呑みにしてやっぱり聴いておかなくちゃ、と夏休みの宿題を片付けるようなつもりで聴いたアーティストが何人かいる。ウェイン・ショーターはその一人で、70年代の中頃、ジャズの潮目が変わり始めた時に、その一翼を担った人、という認識だったように思う。で、よくわからなくてそのあとずっと敬遠していた。それでも機会があると聴いてはみるのだけれど、どうもぴんと来ないのだ。まあ、それはそれでしょうがない。そのままずいぶん過ぎた。

最近、ウェザー・リポートをまとめて聴いてふと思い出し、久しぶりに聴いてみた。
このアルバムも初めてじゃないはずだが・・・こんなに可愛らしい音楽やる人だっけ? もっと理屈っぽくて小難しくて、ひねくれていた印象があるんだけれど。
ひねくれてたアルバムが素直になるわけはないから、ぼくが歳をとってひねくれて、その分これがすっと入るようになってきたのかもしれない。

こういうの成長って言うのだろうか?

posted by kiwi at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | サックス