2011年10月30日

イン・タウン/オイゲン・キケロ

イン・タウン
IN TOWN

オイゲン・キケロ(p)
ペーター・ウィッテ(b)
チャーリー・アントリーニ(ds)

1965年録音



 前に「オイゲン・キケロがごりごりのジャズを演っているアルバムがあるなら聴きたい」と書いたことがあるが、どうやらこれがそうらしい。探しても見つからず、そのまま忘れていたんだけれど、たまたま立ち寄ったディスクユニオンのカウンターに置いてあった。こういうのは嬉しい。人生にはときどき、こういうことが起こる必要がある。できれば週1くらいのペースで。

 気分よく買ったせいもあるのかもしれないが、気分のよいアルバムだった。たまたま、天気の良い秋の朝、妻と犬を乗せ、山の中の釣り場に向けて走る車で聴いたのだけれど、輪郭のはっきりした、ぴょんぴょん跳ねる音が、車の中で食うおにぎりなんかにも似合っていた。そのあと続けて「ロココ・ジャズ」なんか聴いてみたんだけど、こっちはなんだかせわしなくてご飯粒が鼻に入ったりした。不思議なものだ。

 たぶんお客さんが納得しないのだろう、お得意の「クラシックのジャズ化」も入ってて、それでなくてもオイゲン・キケロが演奏するんだから「ごりごりのジャズ」にはならないのだが、とはいえお色気たっぷり、サービス満点のクジャクみたいなこういうピアノも悪くない。で、またぞろ「オイゲン・キケロのジャズアルバム」を探してみたが、やっぱり見つからないのだった。

 この人がブルース演ってるアルバムってないかなあ。
posted by kiwi at 11:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | ピアノ
この記事へのコメント
はじめまして。クラシックのジャズ化ではなく、純粋なジャズとして主に演奏しているアルバムは、
・Klavierspielereien
・Eugen Cicero Quintett(5人での演奏)
・The One and Only(ビートルズもやってます)
・Und Jetzt Spielt Cicero(超名盤)
・In London
・Piano Solo
・For My Friends
などありますよ。アルバムは50枚以上出ています。
Posted by Sunny78 at 2011年12月17日 01:00
ありがとうございます。
手に入るといいのですけど。
Posted by kiwi at 2011年12月17日 21:49
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