2013年12月23日

アローン・トゥゲザー/ジム・ホール&ロン・カーター

Alone TogetherAlone Together

ジム・ホール(g)
ロン・カーター(b)

1972年録音

「アランフェス協奏曲」にしても、「アンダーカレント」「アローン・トゥゲザー」にしても、「ジム・ホールのアルバム」という感じがしない。演奏者の多いアランフェスはともかく、じゃあ「アンダーカレント」はビル・エバンスの、「アローン・トゥゲザー」はロン・カーターのアルバムなのか、と言われると、そういうわけでもない。ビル・エバンス&ジム・ホールの、ジム・ホール&ロン・カーターのアルバムだとして言いようがない。
演奏も名前も地味な、根っからの伴奏者。ジム・ホール。

囲炉裏のまわりで訥々と昔話を語っているみたいなこのアルバムを久しぶりに聴いて、ふと、ジム・ホールがみんなに聴かせたかったのは「ジム・ホール」ではなくて、「ミュージック」だったのではないか、と思った。昔話を語る人の名前は残らず、語られた昔話が何年も、何十年も人々の間に残っていく。ジム・ホールの音楽はそういうものだったのではないか。
ねえ、そうだったんですよね? ジム。
posted by kiwi at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ギター・ベース
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